資産運用研究ブログ

お金に縛られないために、お金の事をもっと知るブログ

運用を考えた理由

資産運用を真面目に考える理由はいろいろあるとは思いますが、ここでは私の個人的な動機を書いておきます。

まず一つ目は、日本の銀行に自分の資金を預けてもほとんど利子がつかない事を実感したからでした。定収があるようになってから暫くは、特にこれといった運用をする訳でもなく銀行の普通預金に預金をしていたのですが、預金残高も車がキャッシュで買えるくらいになった頃、利子が1000円も付いてない事に気がつき非常にがっかりしました。年単位でお金を預けて、そのリターンがランチ2回分にも満たないなんて…。これならランチを手作り弁当に代えた方がリターンが遥かに良い事になります(弁当での節約からのリターンは線形ですが)。

ランチを弁当に代えるのも手ではありますが、私はものぐさなので毎日弁当を用意し、持参し…という手間は続けられそうにありません。それならば、銀行に預けるより高いリターンを得る方法は無いだろうか、と考え始めたのが一つのきっかけです。

もう一つのきっかけは、アメリカで生活する中での体験でした。私はアメリカで少しだけ働いていた事があるのですが、あちらの人たちは資金運用を非常に真剣に考えている印象がありました。当時はサブプライムローン問題が起こる前でしたので住宅価格は右肩上がりでしたし、ベンチャー企業で働く人であればストックオプション、株式を公開済みの会社で働く人たちであれば自社株購入、というように、株の売買も非常に身近な所にあるという環境のためか、多くの人が積極的に自分の持つ資産を運用して、より高い利殖を得ようとしていました。資産運用を適切にやれば、お金の心配をせずに自分の生きたいように生きられる…Financial Independence(経済的自立)という目標も不可能ではないという事を実際に肌で感じたので、自分もやってみようかというように考えるようになりました。

きちんと手をかけてやれば、年に1000円という額よりずっと多い利息が得られるわけで、もらえる可能性のある物はもらいに動かなければ損かな、と思ってしまう性格なわけです。もちろん損が出る可能性はあるわけですが、その辺りのリスクを減らす方策をいろいろ学んでこのブログで紹介できればな、と思います。

Posted by Pju on December 22, 2007 05:16 AM
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